アラフィフ女にもできる! 器具を使わないゆる筋トレ ex.3 体幹チェック
体幹チェック
最近ときどき耳にする「体幹」ってなに?
アラフィフ文化系女子にとってはあんまりよくわからないというのが実状ではないでしょうか?
「体幹」というのは頭や手足をのぞいた胴体部分のことを指します。
では「体幹トレーニング」とは?
文字通りに言うと胴体をトレーニングすること、となります。
でも、そこには大胸筋や背筋群、腹筋群のアウターマッスルだけではなく、
もっと深部のインナーマッスルを含めたトレーニングという意味合いがあります。
インナーマッスルは体の奥深く、骨に近い部分についた筋肉の総称で、小胸筋や腸腰筋などたくさんの細かい筋肉を指します。
インナーマッスルは自分の意思では動かせない筋肉なので、アウターマッスルに比べて鍛えにくい筋肉とされています。
そんなインナーマッスルくんですが、関節を正しい位置にキープして姿勢を保ち、美しいプロポーションを保つためにはかかせないパーツとなっております。
そして、体を敏捷に動かすための基礎にもなってくれているんです。
例えば、ぼんやりと道を歩いていてなにかにつまずいて転びそうになったとしましょう。
そんな危機にパッと足を一歩踏み出して体を支える瞬発力を発揮してくれるのがインナーマッスルくんなんです。
今回は体を支え、正しい姿勢と美しいプロポーションをキープするために重要な股関節周りの筋力や柔軟性を簡単にチェックしてみましょう。
股関節周りの筋肉チェック
まず、手足を伸ばしてまっすぐに立ちます。
片方の膝を90度まで上げて5秒キープしてみましょう。
このとき、体がよろめいてしまうかたはお尻の横あたりの筋肉にしっかりと力を入れてがんばってみましょう。
5秒キープしたら静かに下ろして、もう片方の膝も同じように90度上げてキープ。
いかがですか?
うまくキープできていますか?
では次にもう一度片膝を上げて、今度は両手で膝を抱えて10秒キープしてみましょう。
上に上げるというより、みぞおちのあたりに膝頭を近づけるイメージが良いでしょう。
背中が丸くなったり、腰が反り返ったりしていませんか?
しっかりと胸をはり、肩甲骨を内側へ寄せるように意識して姿勢をキープしましょう。
正しく行うとけっこうキツいのではないでしょうか?
横や斜めに傾いてしまうかた、お尻横少し上、大臀筋の内側にある中殿筋が弱いのかもしれませんね。
ポッコリお腹の奥深くにあるインナーマッスル腸腰筋はしっかり働いてくれていますか?
股関節周りの柔軟性は充分ですか?
左右で行いやすさ、行いにくさを感じませんか?
私は個人的には左を上げるときがやや行いにくい傾向があります。
でも、安定性は左上げの方があるという複雑な感じなんです(^^;)
みなさん、それぞれで感じることは違うと思います。
こういったチェックで自分の体の傾向を知っておくことは大切なことですよね。
さて、10秒キープできなかった方、股関節周りの筋肉を鍛え、柔軟性を高めるトレーニングをゆるくはじめてみませんか?
ゆるくても継続することできっと効果が出てきます。
アラフィフ姿勢美人を目指してがんばりましょう(*^_^*)
Good luck to you !!